先日 息子と山にタラの芽を採りに出かけました
その際、林道で大きめの石に車の腹をガツっとやってしまいまして
その後 排気音が「ボボボー」となり
最初はあまり気にしていなかったのですが
毎日通勤に使うので、日に日に音が大きくなってきました
「これはそろそろ重い腰を上げなければ…」
今回はそんな修理のお話です
まずは車体をジャッキアップしてエンジンをかけ
一体どこから排気が漏れているのかをチェックします
「ボボボ…」ここだ!
手をかざすと漏れている場所はすぐにわかりました
しかしメンドクサイ「遮熱板」の裏辺りのようです
どうやらエキパイがサビて穴が空きかけていたところに
石がガツっと当たってトドメをさしたようです
修理するにはとにかくエキパイをゴッソリ下さなければなりません
ジャッキアップした車体に安全のためウマ (リジッドラック) をかけて
計4本のボルトと2個のマフラーハンガー (吊りゴム) を外します
マフラーハンガーはマイナスドライバーなどでこじって外しますが
メチャクチャ固くて外れ難いことが多々あるので
外す前にシリコンスプレーを吹き付けましょう
組み付ける際にも吹き付けると
「ヌルっ」って感じで手で簡単に入ります
どうしても外れにくい時は
専用工具を使えば簡単に外れます
だいぶ端折ってしまいましたが
エキパイを取り外して、センターマフラー後方部分(写真左側)
の遮熱板接合部をグラインダーで削って外したところです
もうボロボロです
本来なら程度の良い中古品に換えた方が良いと思うのですが
ヤフオクをチェックしてみたら結構高いし
なにより送料がバカ高そうなので
今回は修理一択です
愛用のエンジン発電溶接機です
エキパイに空いた穴の周辺は
かなり鉄板が薄くなっているので
恐らく溶接で穴埋めはできないと思われます
なのでホームセンターで1mm厚のステンレス板を買ってきました
こちらを穴に当てて、溶接することにします
手順としては穴に対して大きめにカットした鉄板を当て
端っこを溶接したら、パイプのアールに添うようにハンマーで叩いて
また少しずつ溶接して、を繰り返します
これを被ったまま近所を散歩すると
通報されるから気を付けよう!
溶接棒は1.6mmのやつです
すぐに減っちゃいますが 今回の溶接くらいなら
これひとつあればぜんぜん余裕です
しかし余っても腐る物じゃないし
500g入りのやつの方が若干割安です
500g入り ↓ ↓ ↓
溶接に夢中で写真を撮ってなかったので
いきなり完成です 笑
溶接作業中はマメにハンマーでスラグ (溶接部の表面にできる黒い被覆物)
を落とし、穴はないか? 溶接状態をチェックします
仕上げは溶接部に耐熱スプレーを吹き付けました
超ヘタクソな溶接で恥ずかしい!!
でも強度が必要な場所ではないので、排気が漏れなきゃ良いんです 笑
ド下手だね!!
組み上がったのでエンジンをかけてみます
キュキュ フォーーーーン!!
オオ!ジェントル!実に静かだ〜〜
これでまた快適に走ることができます
やっぱり車は静かなのが一番だなぁと思うゴッドくんなのでした
それではまた!!
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