タイヤチェンジャーのアームがロックされない症状を修理

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!

手に入れた中古タイヤチェンジャーは いろいろ修理箇所があって とてもすぐには使えません

中でも致命的なのが「アームがロックされない」という症状で
これではチェンジャーとして使い物になりません

アームのハンドル部分にあるスライドスイッチ? (名前がわからない) を
1番奥にスライドさせるとシュッ!という音とともにアームがロックされる仕組み
しかしロックしたあとエアがダダ漏れの箇所があります
しかも2箇所も!
エアが漏れ続けるので 当然アームもロックされません

タイヤチェンジャーの修理なんてしたことがないので
バラしながら仕組みを理解していきます
その上でネットの情報も活用して必要なパーツを探します

で、今回必要となったパーツは
「バーチカルアームロックシリンダー」という
ザンギエフの何かっぽい名前のパーツと
そのパッキン

それでは修理箇所を見ていきましょう



目次

バーチカルアームロックシリンダーからのエア漏れ

「雪見だいふく」くらいの大きさの銀色のやつが「バーチカルアームロックシリンダー」
これは水平方向のアームを固定するためのパーツで
アームの垂直方向にもひとつ付いています


こちらが垂直方向のアームをロックするシリンダー
エアが入るとこのシルバーの金属カップが持ち上がり
上に連動しているプレートの角度が変わってアームを固定する仕組み

今回はこの2つのシリンダー両方からエアが漏れているので
これを修理していきます

どういうパーツなのか?
中身はどうなっているのか?
まずはリア側のシリンダーを外すためにアームをバラしてみましょう


分解してみよう

水平方向のアームは、この穴を覗いてライトで照らしながら
少しずつアームを動かしていくと
ボルトが付いているポイントがあるので それを外します
そうすることでアームを抜くことができます
(今回はある程度ズラすだけ)


アームを滑らかに動かすためのローラーを外します
(後でわかったけど ズラすだけなら取り外さなくてもイケる)


ケツからハンマーでコンコン叩くと徐々に抜けてきます


アームがある程度前方に移動できたら
このゴツいプレートが下に抜けるようになります


プレートが抜けました

なんか火災報知器みたい


金属のカップは手でスポッと抜けます
これがバーチカルアームロックシリンダー本体

なんか顔みたい


状態は悪くなさそうだけど エアがシューっと抜け続けるのです


パッキンを外してみると経年劣化でゴムがカチカチになりヒビが入ってます
これじゃ密閉は保てない
リア側はパッキンの交換だけで大丈夫そう



パーツを注文

パーツを注文して届きました
けっこう… というか かなり高額でした (>_<)
マニアックなパーツだから仕方がないのかな…

しかしせっかく手に入れたタイヤチェンジャー
使えないまま終わるなんて そんなのはイヤだ (ドリーミング降臨)

ちなみにお店はこちら ↓↓

safety-net セーフティーネット 有限会社アクト・システム


パッキンを2枚と


バーチカルアームロックシリンダー本体 (フロント用) をひとつ


ついでにバルブインサーターも買いました


組み付けていこう

新しいパッキンにシリコングリスを適量塗り 組み付けます
新品はやはりエッジが立ってますね


金属カップは綺麗に洗浄して


こちらも薄くシリコングリスを塗ります


ナポッとはめます
綺麗になりましたね


アームをグリスアップしながら元通り組み付けます


こちら 垂直方向のフロントシリンダーは本体がバキバキに割れていました
(写真撮るの忘れた)


フロント側は 作業中の写真を撮り忘れたので いきなり完成画像ですが
バラして組むのはリア側より簡単です

こちらはシリンダー本体が割れていたので丸ごと新品に交換しました

そしてエアを繋ぎ ドキドキしながらアームをロックしてみると…

シュッ!っと2つのシリンダーが気持ちよく持ち上がり
垂直・水平方向どちらのアームもガッチリ固定されました〜
気になるエア漏れは… 全く無しッ!

ベッツィーおばあちゃん

Goooooood!!

ヨッシャ!アームは完璧だ!
次の修理はどこかな?
一体いつ使えるようになるのか?

それではまた



この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次