【クーラントチャージャー】を使って簡単に冷却水の補充&エア抜き作業

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こんにちは!ゴッドくんです

「あれば便利だな」というものは
逆に言えば「無くてもなんとか」なったりします

しかし今回僕が紹介したいツールは
車の冷却水 (クーラント) の補充&エア抜き作業の必需品ともいえるもので
作業時間短縮にもなり、しかも価格がリーズナブルなツール
【クーラントチャージャー】のお話です



目次

クーラント補充作業にはクーラントチャージャーを使おう

車の整備の中で、クーラント (エンジン冷却水・LLC) を交換する
あるいはウォーターポンプ交換やサーモスタッド交換など
最終的にクーラントの補充&エア抜き作業が必要になる整備はたくさんあります

そこで活躍するのが【クーラントチャージャー】
エンジンをかけたまま、付きっきりでクーラントを補充する必要も無く
必要な量のクーラントを入れておけば自動的にエア抜きまで完了してしまうというありがたさ
その間にYouTubeでネコの動画を楽しむこともできちゃいます🐱

「でもこういうのってあまり使わない割に高いんじゃない?」そう思われるでしょうが
数々のマニアックなツールをリーズナブルな価格で提供してくれるお店
皆さまご存知の【アストロプロダクツ】にもこの商品があり
価格はAmazonで約4000円ほどです [2023.5.14 時点]

しかし今回 僕がAmazonで購入したのは、このアストロ製よりも安い
約3000円で [2023.5.14 時点] たぶんアストロさんと色違い?なだけの
「tools island」さんのクーラントチャージャーです

2023.7.1 現在 値上がりしてAmazonでは¥5,000くらいになってしまいました
現時点ではアストロプロダクツ製の方が安い可能性があります

「ツールス イスランド」ではなく「ツールス アイランド」です




クーラントチャージャーってナニ?

そもそもクーラントチャージャーとはどういうものなのかと言えば
クーラントを注入する「ラジエター」の注入口にセットする「漏斗」のようなもので
ここにクーラントを適量満たしてエンジンをかけておけば
自然とエンジン内にクーラントが回り、同時に配管内のエアも抜けるというものです

その作りは単純なものなので、ペットボトルなどで自作する方もいるのですが
継ぎ目から液が漏れてしまったり 気付かない内にボトルが倒れてしまったりということもあるので
やはりこういう専用設計のツールを使うのがベターです

ゴッドくん

一度買えばずっと使えるからね〜


様々な車に対応するためにいろんな種類のアタッチメントが付属しています


中央のロッドを引き上げると冷却水がラジエターに流れこみます


ロッドを下に押し下げると冷却水が流れなくなります
本体を外す時はこの状態にします
余った冷却水はリザーブタンクに投入しましょう


スバル サンバートラックに使用してみた

僕は軽トラが大好きなので、初代は三菱のミニキャブトラック
そして現在は2代目となるスバル サンバートラックに乗っています
ボロボロです 笑

格安現状渡しで購入した このサンバー
いわゆる「農道のポルシェ」と呼ばれるゆえんのエンジンレイアウト
リヤエンジンでフロントにラジエターがあるため
配管が長く、冷却水系統のエア抜きが大変という車両です

先日、この車両のタイミングベルトとウォーターポンプ それにサーモスタッドを交換したので
当然冷却水はほぼ抜けてしまいました
そこで冷却水を補充する際に、このクーラントチャージャーを使用してみます



使ってみよう

ラジエターは車の前方にあります
サンバートラックは助手席のシートを跳ね上げ
黒いカバーを外せば簡単にアクセスできます

このラジエターキャップを外して、まずはこのラジエターの口に合うアタッチメントを取り付けます


ピッタリのがありました


そして本体をセットします
ただ差し込むだけです


クーラントの原液を入れましょう


ドンドン入っていきます 満タンになったらエンジンをかけましょう


するとまたドンドン液が減っていきますので補充しましょう
配管内のエアも少しずつ抜けていきますので、ボコボコと泡が出てきます


クーラントは空にならないよう注意!


あとは途中から水道水を補充します
クーラントと水道水の割合は半分くらいにしました
(けっこう適当)

冷却水が熱くなってサーモスタッドが開いてさらに放置します
ポコポコ泡が出てきます

そうしてしばらく放置していると徐々に泡が細かくなってくるので
たまにエンジンの回転数を上げたりして様子を見ます

サンバーは配管内にエアーが噛んでいると
エンジンのかけ始めに室内から「チョロチョロ…」と水の流れる音が聞こえます
(今回の作業をする前は、この音がいつも聞こえてました)

なのでサンバーはここからさらに前後の配管途中にあるエア抜きポイントでエアを抜く作業があるのですが
今回は省略してます (しかし十分エアは抜けてて チョロチョロ音も消えました)

ほぼエアが出なくなったら作業完了とし、チャージャーのロッドを押し下げた状態にして本体を外し
ラジエターキャップを閉めます


チャージャー本体に余った冷却水はリザーブタンクに補充します
このあと、エンジンが冷えると冷却水が減っていくので
リザーブタンクには少し多めに入れておきます

あとは運転する前後にリザーブタンクの液量をチェックすればOK!


ゴッドくん

これがあれば楽勝だね〜


それではまた〜!




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