押しがけのやり方 車・バイク

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こんにちは!ゴッドくんです

今回は 車やバイクのバッテリーが上がってしまった場合や
セルモーターが動かなくなってしまった場合などの原因で
エンジンがかからなくなってしまった時に役に立つ
【押しがけ】の方法を解説します

現代において、バイクに関してはセルモーターでのエンジン始動以外に
「キックスタート」できる車両もありますが
車の場合は、ほぼ100パーセントセルモーターによる始動になります

なのでセルモーターが壊れてしまうとエンジンがかけられないということになります
そんな時にエンジンをかけることができる方法が
【押しがけ】です


目次

押しがけとは

押しがけとは、文字通り車両本体ごと人力で押して
その力でエンジンをかけるというものです

人力で押す他に下り坂など坂道を利用する方法や
他の車に牽引してもらう方法などあります


なぜ押しがけでエンジンがかかるのか?

エンジンを始動するためには、まず最初になんらかの力で
エンジンの軸 (クランクシャフト) を回す必要があります
その回った勢いでシリンダー内に吸い込まれた混合気を
圧縮・爆発させてエンジンが回り続けます

そのエンジンを回すために最初に与える力
多くの場合セルモーターと呼ばれる強力なモーターを使って与えます
このセルモーターは 和製英語の「セルフスターターモーター」の略とも
「sell (電池) でスタートさせるモーター」の意味とも言われており
他に「セル」「スターターモーター」「スターター」などと呼ばれますが
いずれも同じ意味合いです

つまり押しがけとは、通常セルモーターやキックスターターでエンジンを始動することを
車やバイクそのものを押すことで
路面に接地しているタイヤ→ドライブシャフト→トランスミッション→エンジンと力が伝わり
その力でエンジンをかけるということです


実際に押しがけをしてみよう

まずは前提として、構造上 マニュアル車じゃないと押しがけはできません
オートマ車ではできないのであきらめましょう

それと最近の電子制御されたエンジンの車では
バッテリーが弱っている状態だとプラグに火が飛ばなかったり
コンピューターが正常に機能しなかったりで、押しがけではかからない車もあります
該当の車でトラブルに見舞われてしまった時は
迷わず【JAF】などのロードサービスを利用しましょう



基本的に押しがけができるのは
マニュアルミッションのガソリン車・ディーゼル車とバイクです

車でもバイクでもやり方は一緒で、まず安全で平坦な道に停まっている前提で
車に乗り込んだ人がイグニッションONにして クラッチを踏み込み、ギヤを2速か3速に入れます
クラッチは切ったまま、後ろから車(バイク)を押します

徐々にスピードが上がって、人が小走りで進むくらいの速度になったら
クラッチをポンと離します
うまくいけばこれでエンジンがかかりますが、かかりそうでかからない場合は
もっと押すスピードを上げましょう
(一発でかけないとメチャクチャ疲れます)

エンジンがかかったらクラッチを切り、アクセルで回転を上げ気味にして
安定したらしばらくかけっぱなしにしておきます
ルームランプの点けっぱなし等が原因でバッテリーが弱っていただけの場合であれば
オルタネーターが正常ならこの状態で10分〜20分ほっとけば十分に充電されます

どうぞご参考に!!



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